代表取締役社長 橋本研二

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グロースの人々 vol.1

代表取締役社長 橋本研二

代表取締役社長 橋本研二

--まずは、会社の紹介をお願います

はい、当社グロースは2008年に創業し、大手セットメーカーで開発を手がけていた人間で技術陣を構成し、“回路設計がわかるアートワーク屋”として、基板設計から製造、実装までをトータルで承っております。またファブレス企業としてのメリットを最大限に活かし、短納期や案件に応じて最適な製造ラインを確保するなど時間とクオリティの共存を実現しております。
おかげさまで、多くの企業様にご愛顧いただき、設立当初より毎年前年を大きく上回る成長を続けております。

--設立のいきさつを教えてください

私は、グロース設立以前、いくつかの基板製造会社に勤めました。
基板製造の業界は、より短納期、より低コストの傾向が強く、特に昨今ではインターネット通販という形で、非常に安価でプリント基板を提供する会社も多くあります。中には個人の方が副業で、などというケースもあります。
ただ、そういうものの中には実装してからエラーが発生したり、アートワーク設計で非常に大事なノイズの問題、熱の問題などを考慮せず、充分な特性を確保できないまま納品されるものも少なくありません。

私自身、多くの案件をこなしていくなかで、ただ依頼されたものをそのまま作成、納品するだけではなく、もっと開発の現場に寄り添ったサービスを提供できないか、開発担当者様の真のパートナーになるにはどうするべきかを考えるようになりまして、それがグロース設立のきっかけとなりました。

--社名(グロース)の由来は?

会社は成長を続けるものですが、そのためには、まずトップが成長を続けなければならない、そう考えています。トップが広い視野を持って、成長を続けている会社こそ良い会社であろうという想いを「グロース」という社名に込めました。

--橋本社長ご自身のことを少し教えてください
 学生時代はどのように過ごしましたか?

私は高校球児で、大学に進学してからもひたすら野球に
打ち込んでいました。本当、野球で燃え尽きたい…そう思っていましたね。


--新入社員時代はどんな感じでしたか

配属されたのは営業部だったのですが、今話すと周りの人から「え!?」って言われるのですが、営業が嫌で(笑)いや、人と話すのが苦手だったんですよ。

橋本研二

--全然そうは見えませんが(笑)

さすがに今では慣れましたが、はじめは大変でした。
しゃべりが上手でなかったぶん、知識を少しでもたくさん身に付けようと勉強はかなりしましたね。
依頼された案件でわからないことがあれば、技術の人に納得いくまで何度も聞きに行って、嫌がられるくらい…。
でも、そういうことを続けていくうちにだんだんとお客様から評価していただけるようになっていったんですね。だんだん売れるようになってくる。それで自信もついてきたし、営業の面白さややりがいを感じるようになりました。
当時、特に感じたのは、受けた依頼をただ返すのではダメだ、ということですね。

--グロースの特長とはどんなところですか?

まず技術の部分で言うと、当社には大手セットメーカーで開発に携わっていた社員で技術部門を構成していますから、回路設計ができる人間がアートワークをやっている。ここが大きな特長です。

アートワークだけをやっている会社も多い中で、当社は回路設計もやっている。その知識があるのとないのでは大きな違いで、アートワークだけだと、どうしても見た目重視になってしまいます。でも実際はその裏にあるロジックが重要なわけで、それをわかっている(できる)人間が電流の流れの動きに沿ったかたちでアートワークをしている。そういった技術を背景に、当社は1回の試作で特性を確保することを前提に設計しています。

また、営業面では的確にお客様の要望を把握し、依頼されたものをただ提案するのではなく、「これをつくりたい」「これをつくるにはどう設計したらいいの?」というところまでサポートしております。
「技術+経験×情熱」というスローガンのもと、案件の大きさに関わらず熱意をもって業務にあたることをモットーとしております。

--ファブレス企業であるメリットはどんなところにありますか?

お客様にとって、当社のようなファブレス企業(=生産工場を持たない会社)に依頼されるメリットとしては、その案件に対して最適な技術を持っている工場を選択できることです。実際にお客様ご自身で業者を探すことも可能ではありますが、どういう分野に強いかなどの選定をするのは難しいですし、一部の工程だけを見て探してしまいがちです。当社は全体を通してトータルバランスを考慮して選定します。しかも、当社で設計をしてしっかり工程管理もするので、クオリティの確保も万全です。

そしてもう1点は納期が挙げられます。定められた納期が短い場合、当社のパートナー会社の中から最短で製造できる生産ラインを確保することができます。

--グロースはどんな雰囲気の会社ですか

う~ん、ひとくちに言うのは難しいですが、皆個性が強いですね(笑)

長年、この道でやってきているベテラン揃いですから、自分たちの仕事に対する自負は皆ありますね。時にぶつかり合いながらも、それが良い方向に向いていると思います。
社内の雰囲気は、ミスが許されない仕事ですから、仕事中は非常に集中してます。オンオフがはっきりしてますね。

橋本研二

--この仕事のやりがいって何ですか?

やはり競合する数社の中から、当社の提案を受け入れていただき、採用された時ですね。
当社は少数精鋭でやっている会社ですから、皆でアイデアを絞って「こういうこともできる」、「こんな要素も盛り込める」と一生懸命に提案を練り上げます。その内容と熱意をわかっていただけた時はとてもやりがいを感じますね。個人というより、グロースというチームが認められるのが嬉しいです。

--最後にひとこと

先ほども申しましたが、プリント基板やアートワーク設計をインターネット販売で安価に提供するところは数多くあります。そのなかで、グロースを選んでくださるお客様は、“ものづくりのパートナー”を求めていらっしゃるということを我々は認識しております。それゆえ、真のパートナー企業として開発のお手伝いさせていただくには、依頼される開発担当者様に近いレベルで、回路と基板についての様々な対話が出来なければならない、私たちグロースはそう考えています。
これからも当社の特長を存分に活かしながら、開発現場を支える企業であり続けたいと思います。


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